【中学入試】「志望校は灘中です!」…って、簡単に言わないで!
クマ塾では、入塾前に必ず面談を実施する。
その際、お子さんの現状やご家族の思い、そして将来希望する進路(中学だけでなくその先まで)など、じっくりと話を聴かせていただく。
その上で、体験授業ということで実際の授業を受けていただくことになる。
実は、お子さんの大体のことは算数の問題を解いている時にわかってしまう。
だからといって、「基準に届かないから不合格」というようなことは我が塾にはない。
入塾テストもなし。
ただ、入試に向けて「しんどい勉強をやり抜くこと」を約束できるかどうか…そこはしっかりと確認する。
稀にではあるが、我が塾にも「最難関校を目指したい!」というお子さんが来る。
志望校を選ぶのは自由だ。どこを挙げても構わない。
が、ここで一つだけ、どうしても注釈を入れておきたいことがある。「志望校は灘!」と簡単に言わないことだ。
なぜなら、そう言った瞬間から、その子は『減点法』で見られるようになってしまうのだ。
「灘を目指すのに、そんなことでどうするの!」とか、
「灘を受ける子がこんな問題まちがえちゃだめ!」などと言われお子さんが苦しくなってゆく。
ここで当たり前の理屈を。それは「灘中に合格するのは東京大学に合格するより難しい」ということ。
かつて、灘の校長先生が入学式の式辞で、こんな話をなさったそうだ。
『みなさん、合格おめでとう。でも、もう一回入試をやっても、またここに来られる人はこの中の3分の1です』と。
新入生に対して、そう言い放ったというのだ。
上位の三分の一を除き、残りの層に実力差はそんなにない、紙一重の差だという意味だ。
その後、校長先生がその式辞をどう結んだのかは知らない。
でも、私は、「本番に強い」という意味においてはやはり合格した子の力は評価してあげたいとは思う。
低学年時にたまたま受けた塾の体験じゅぎょうだか、模試だかで良い点数を取り、塾の先生に「この成績なら灘も夢じゃない」などと言われその気になったばかりに地獄が始まるのだ。
過度の競争と過大な学習量に振り回され、毎日が窮屈になり、得る喜びよりも、失うことを恐れて押しつぶされてしまった受験生親子を、私は過去に数多く見てきた。
だからこそ、強く言いたい。受験は、絶対に『加点法』でやるべきだ。そこを間違えると、子供達は苦しみ、最悪潰されてしまう。
でも、「昨日より一つできるようになった」、「新しい何かを覚えた」と、一歩ずつの成長に喜びを感じられれば、受験勉強は結構楽しくなるものだ。
私は受験勉強を『加点法』でやるべきだと思っています。だからというわけではないが…我が塾での採点は、『減点法』はNG!
私はずっと「加点法」で採点をしている。
最後までお読みいただき、ありがとうございます!
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