学校は休んでも、学びは止めるな!
今、全国の小学生が13.7万人(2.3%)、中学生が21万人(6.8%)、高校生が6.7万人(2.4%)、合わせて約42万人もの児童・生徒が学校にいけない状態となっている。
また傾向として、12年連続で増加しており、かつ低年齢化しているという。予備軍を入れればもっと数は増えるだろう。
これはもはや非常事態であると私は思う。
もう何年も何十年も前から不登校は問題化し、深刻化して増えているが、これと言って「よく効く薬」は出ていない。
多分、学校制度そのものがよほど変わらなければ、改善の芽はないのだろうと思う。
不登校生をあずかる組織もどんどん増えている。
もちろん、皆さん根気よく取り組んでいらっしゃるのだと思う。
だが、そこに加えて「新しい不登校生」も一方で出現し始めている。
簡単に言ってしまうと、どうしようもなくて行けなくなったのではなく、学校というシステムに見切りをつけ、あっさりと行くことを辞めた不登校生である。
こういう生徒を目の前にして、「どうして学校にいけなくなったんだろう」と“犯人捜し”をするのはナンセンスである。
今後はこういう児童・生徒がどんどん増えて来ると予想する。(小学生はまだ少数派だと考えられるが)
そして、学校の位置づけがはっきりと変わってくるだろう。
下手をすると淘汰される有名校も出るかもしれないし、従来の「ただ休ませるだけ」の不登校生受け入れをしていたフリースクールなども、同様の波をかぶることになるだろうと思う。
詳細をここにはまだ書けないが、これからKuma塾が参画してゆくフリースクールは、そういう時代の変化や傾向を十分に踏まえた上で運営されていく。
このような新しい場に、ロートル(老兵)であるにもかかわらず参加できる私は果報者である。
私などが倒れても、図書館どころか本棚一台も倒れないだろうが、今まで得てきた経験を結集して運営に携わりたいと思っている。
商経済的に言えば「他所に真似されたくない」独自モデルだが、子供達の学びや成長、育成という意味では、世の中にどんどん出てきてほしい業態ではある。
スタッフと話していて、おもしろい!と思ったのは、こういう私たちの立場だからこそ「ペアレント・トレーニング」という親御さんへの指導を組み込めることだ。
これ、学校もやれたらいいのにね。
そういう意味で、現行の教育制度の落し穴を埋めるピースになるかもしれないと思っている。
とにかく、学校に行けなくても(行かなくても)、学びの時間はしっかり確保する!
これである。
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