大手塾に通わせ、毎日の宿題に追われる中で、
「なぜうちの子は成績が伸びないのだろう……」
と、一人で悩んでいませんか?
実は、どれだけ素晴らしい塾に通わせても子どもが伸び悩んでしまう背景には、家庭内での「教育」と「しつけ」の混同があります。
結論から言うと、家庭で「教育」をしてはいけません。家でするべきなのは「しつけ」です。
ここでいう役割は、次のようにハッキリ分かれます。
- 教育(塾の役割):勉強の指導、解き方を教えること
- しつけ(家庭の役割):生活習慣の定着、学習に向かう姿勢づくり
教育は一歩外に出て、プロである「他人」に任せるべきなのです。
現代の中学受験では、この役割が逆転、または混同している家庭が実に多く見られます。
◆「家ではしつけ、教育は外」が鉄則な理由なぜ、家で教育(勉強の直接的な指導など)をしてはいけないのでしょうか。
それは、親が「教育者」の役割まで背負ってしまうと、家庭が子どもにとって「息の詰まる場所」になってしまうからです。
親が先生になってしまうと、子どもは家でも緊張し続け、心が休まりません。
浜学園や馬淵教室、能開センター、日能研などの大手塾は、勉強を教えるプロ(教育の場)です。
家庭が担うべきなのは、そのプロの授業を100%吸収するための「土台(しつけ)」を整えること。
「早く宿題をやりなさい」と叱る(教育を強いる)のではなく、「○時になったら机に向かおうね」という仕組みを作る(しつけ)ことこそが、親の本当の役割です。
◆ 塾へ通わせる前に、家庭でチェックすべき「しつけ」
では、家庭で絶対にチェックしておくべき「しつけ」とは何でしょうか。
塾のクラスアップや偏差値ばかりに目を奪われる前に、見てほしい場所があります。
それは、「箸」と「鉛筆」の正しい持ち方です。
「なんだ、そんな細かいこと?!」
「受験の合格には関係ない、どうでもいいことだ!」
もしそう思うのであれば、それは非常に危険なサインです。
テクニカルな視点でお伝えすると、正しい鉛筆の持ち方ができている子は、書くスピードが圧倒的に速いです。
さらに、計算ミスなどを防ぐために「数字を縦横にきちんと並べて書く」ことも自然と上手になります。
ですから「鉛筆の持ち方なんて受験に関係ない」という考えは、明確に間違っているのです。
正しい姿勢、正しい持ち方、丁寧な挨拶。
このような一見小さな「しつけ(=物事に向き合う正しい姿勢や規範)」を軽視する家庭では、どれだけ高級な個別指導をプラスしても、子どもを大きく伸ばすことはできません。
これら家庭での「しつけ」が土台にあるからこそ、子どもは塾という外の環境で、先生の教えを素直に、深く吸収できるようになります。
◆ 現代の中学受験を取り巻く現実
もちろん、これには例外もあります。
子どもの特性や家庭の状況によっては、親が一時的に学習をサポートせざるを得ないケースもあるでしょう。
また、最近は「安心・信頼してすべてを任せられる塾がなかなか見つからない」という、中学受験界隈の厳しい現実があるのも事実です。
だからこそ、まずは子どもと一番長く過ごす親御さんが、「我が家の軸」をしっかりと持つことが最善の策となります。
塾の先生の領域にまで踏み込んでイライラするのをやめ、まずは「家ではしつけ(土台作り)を徹底し、安心できる環境を作る」ことに集中する。
それが、結果的に塾での我が子の可能性を最大限に引き出し、合格へと導く一番の近道になります。
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お父さん、お母さん。あなたは塾の先生にならなくても大丈夫です。
まずは家庭を、子どもが安心してエネルギーを充電できる「最高の土台」に整えてあげませんか?
: 【中学受験の盲点】「教育」と「しつけ」を混同していませんか?大手塾で伸び悩む子の共通点

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